自分に合ったヘアスタイルを見つけるには、まず自分の髪質を知ることが大切です。
ヘアスタイルは髪質にも強く影響されるため、髪質を知らないと自分に合う髪型も見つからないからです。また、剛毛か軟毛かなどによってヘアケアの方法は変わります。
ぜひ自分の髪質を知り、ぴったりのヘアスタイルを見つけてみましょう。
髪質別におすすめの髪型がある?
髪質は人それぞれで個人差があるため、似合うヘアスタイルも髪質に左右されます。
剛毛や猫っ毛などの髪質には、それぞれの髪質に合ったヘアスタイルがあるからです。髪質をまず知っておけば、スタイリングもしやすくなり、自分にぴったりのヘアスタイルも見つかるでしょう。
髪質が剛毛の人
剛毛の人の髪質は、硬くて太く、1本1本がしっかりとしています。そのため、ヘアスタイルを決める段階でも、動きが出づらい髪質と理解することが大切です。
剛毛の人にぴったりのヘアスタイルには、たとえば、強めのパーマをかける、明るめのヘアカラーで柔らかさを出す、レイヤーで柔らかく見せるなどがあります。
重たいイメージを与えがちな剛毛の人は、柔らかい感じを出すのがおすすめです。
髪質が猫っ毛の人
猫っ毛の人は、髪の毛がぺたんとボリュームが減りやすい髪質なので、ボリューム感を演出できるヘアスタイルがおすすめです。
具体的には、ゆるくウェーブをかけてボリュームを出す、根元からパーマをかける、かきあげバングなどがあります。髪の長さに関わらずボリューム感を出すのがポイントです。
髪質が直毛の人
髪質が直毛の人は、まとまりやすさとサラサラの髪を生かせるヘアスタイルがポイントです。
直毛の人におすすめのヘアスタイルには、正統派のボブ、レイヤーとワンカールの組み合わせ、直毛を生かしたワンレンヘア、前下がりボブなどがあります。
直毛の人はストンと落ちやすい髪質なので、ワンレングススタイルなど直毛ならではのヘアスタイルにしましょう。
髪質がくせ毛の人
くせ毛の人の髪質は、うねりが出やすいのが特徴です。そのため、髪質を生かしたヘアスタイルには、スタイリング剤を使ったショート、切りっぱなしのボブスタイル、強めのパーマをかける、大きなウェーブをかけるなどがあります。
くせ毛の人は髪が広がりやすい髪質なので、うねりを生かしたヘアスタイルにするのがポイントです。
髪質が多毛の人
髪質が多毛の人は、髪の毛の量が多く重たい雰囲気になるため、レイヤーを入れるなど軽めのシルエットにするのがポイントです。
たとえば、レイヤーを入れてコンパクトなイメージを出す、毛先を軽くしてハンサムショートにする、ワンレングスのストレートヘアにするなどがあります。多毛ならではの髪質の人は、レイヤーを入れて軽やかさを演出してみましょう。
剛毛と軟毛の髪質はどう見分ける?
髪質には剛毛と軟毛の差もあり、自分がどちらに該当するかを知らないと、間違ったヘアケアで髪を傷めてしまう可能性もあります。
自分で判断したいならまず髪の毛を1本持ち、水平にしてから手を離しましょう。水平が保たれているなら剛毛、逆に下に下がる場合は軟毛と判断できます。わからない場合は美容師に気軽に聞いてみてください。
剛毛の髪質とは
剛毛の髪質の人は、髪の毛が硬く1本1本がしっかりとしています。また毛の量が多いのも特徴で、キューティクルも多めです。しかし髪の毛にしっかりとコシがあるので、健康的な髪質ともいえます。
軟毛の髪質とは
軟毛の人の髪質は、剛毛とは違い細く柔らかいのが特徴です。
キューティクルが少ないため、枝毛になりやすいのも猫っ毛の人の悩みのひとつでしょう。パーマやカラーリングが取れやすいという欠点はありますが、ヘアケアは剛毛よりも簡単です。
剛毛の人のヘアケア法
剛毛の髪質の人は、髪の毛がまとまりにくいため、シャンプーをオイル系やアミノ酸系に変更するのがおすすめです。石鹸系のシャンプーを使ってしまうと、髪質がゴワゴワになるため避けましょう。
またトリートメントはしっかりつけ、乾かす前にはドライタオルを使うのもおすすめです。
軟毛の人のヘアケア法
軟毛の髪質の人は、ハリやコシを与えるのがポイントになるため、シャンプーはノンシリコンタイプがおすすめです。トリートメントも重くなりすぎないタイプを選びましょう。
しっかりと乾かした後は、ワックスを毛の先につけます。一部分だけにワックスをつけると、重たい雰囲気になるので気をつけましょう。
猫っ毛の髪質はどんなタイプ?
猫っ毛の人は女性にも男性にも多いですが、そもそもどんな髪質なのかを理解することが大切です。
猫っ毛の特徴には、毛が細め、毛量が少なめ、地肌が見えやすくなる、髪が絡まりやすくなる、ぺたんこになりやすいなどがあります。
猫っ毛の人は薄毛にも見えやすいため、ヘアケアも気をつけてみましょう。
猫っ毛の人におすすめのヘアアレンジ
猫っ毛の人には、ゆるふわポニーテール、ハーフアップ、低めの位置におだんごを作るなどのヘアアレンジがおすすめです。
猫っ毛の人はヘアアレンジがしやすいとのメリットもあるため、髪質に悩む前にまずは髪質を生かしたヘアスタイルにも挑戦してみてください。
硬い髪質のメリットとデメリット
硬い髪質の人は、猫っ毛と比べても髪が傷みにくいとのメリットがあります。とくにパーマには強い髪質なため、カールの持続力も高いのも特徴です。
一方で硬い髪質の人はまとまりづらい欠点もあり、そもそもパーマがかかりづらいのも悩みの種です。またカラーも入りにくいので、ヘアアレンジがしづらいのは欠点といえます。
まとめ
髪質別におすすめのヘアスタイル、剛毛と軟毛のそれぞれのヘアケア法などをご紹介しました。
ヘアスタイルは髪質にも左右されるため、まずは自分の髪質を知ることが大切です。自分の髪質が理解できれば、ヘアスタイルも自分に合ったタイプが見つかるでしょう。
ぜひ、自分の髪質を理解し、自分に合ったヘアスタイルを見つけてください。
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